「好き」を大切にしたら、食事の時間が変わった
子どもの「これ好き!」「やってみたい!」という気持ち、毎日の忙しさの中でつい流してしまうことはありませんか。
しかし、少し立ち止まってその気持ちを受け止めてみると、思いがけず成長を感じられる場面に出会えることがあります。
わが家では、野菜があまり得意ではなかった子どもたちが、ある出来事をきっかけに料理に興味を持つようになりました。
そこから少しずつ「一緒に作る」時間が増え、食卓の雰囲気までもが変わってきたのです。
今回は、子どもの好きを料理で伸ばしてみた、わが家の体験をお話しします。
ブロッコリー完食がきっかけ|成功体験は次につながる
以前、子どもたちが自分たちで育てたブロッコリーを、驚くほど美味しそうに食べてくれたことがありました。
それまで緑の野菜にはほとんど手を伸ばさなかったので、親としては本当に嬉しい出来事でした。
そして、この体験から「自分で関わったものは大切にするんだな」と感じるようになりました。
そこで次は、料理の中でもできそうな作業を一緒にやってみることにしました。
無理をせず、成功体験を重ねることを大切にしながら、少しずつ挑戦することにしたのです。
一緒にできるところだけ|卵割りや混ぜる作業からスタート
とはいえ、子どもに任せられる作業は限られています。
オムレツの卵を割ったり、ホットケーキの生地を混ぜたり、カレールウを入れて混ぜるだけだったりと、本当に簡単なことばかりです。
それでも、子どもたちはとても楽しそうでした。
「次はぼくの番?」「わたしが混ぜる!」と、キッチンに立つ時間そのものを喜んでいる様子が伝わってきます。
大人から見ると小さな作業でも、子どもにとっては立派な「料理体験」なのだと感じました。
自分で作るとよく食べる|親の苦労が報われる瞬間
不思議なことに、自分たちで関わったメニューは、驚くほどよく食べてくれます。
普段なら残してしまいそうな料理でも、「これ、ぼくが混ぜたやつだよね」と言いながら、最後まで食べてくれるのです。
その姿を見ると、今までの悩みや苦労が一気に報われた気持ちになります。
もちろん毎回うまくいくわけではありません。
それでも、「一緒に作る」という時間が、食への前向きな気持ちを育てていることは確かだと感じています。
料理は正解を求めなくていい|楽しさが一番の栄養
親子で料理をすると、「ちゃんとできているか」が気になってしまうこともあります。
しかし、子どもとの料理では、完成度よりも楽しさを大切にしていいのだと思います。
少し形が崩れていても、味がいつもと違っても、それは立派な経験です。
「楽しかったね」「またやろうね」と声をかけることで、子どもの自信にもつながります。
無理をせず、その子のペースで続けることが、長く楽しむコツだと感じています。
まとめ|「自分たちで作ったんだ!」が食卓を明るくする
料理を一緒にするようになってから、わが家の食卓は以前よりずっとにぎやかになりました。
「これ自分たちで作ったんだよ!」とおしゃべりしながら食べる時間は、本当に楽しいものです。
特別なレシピや道具がなくても、できることから始めるだけで十分です。
もし「うちの子にもできるかな」と迷っているなら、ぜひ一度、小さな作業から試してみてください。
きっと、子どもの新しい一面に出会えるはずです。

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