共働きで双子を育てる我が家の朝は、まさに分刻みです。出発までの30分は、家族全員がフル稼働で動く勝負の時間。とはいえ、ただ慌ただしいだけではありません。なぜなら、その短い時間の中に、成長や気づき、そして「今日もやっていこう」という前向きな気持ちが詰まっているからです。さらに、同じように忙しい朝を過ごすご家庭も多いはず。だからこそ、完璧を目指すより「回ればOK」を合言葉に、毎朝を乗り切っています。この記録が、今まさに朝に追われている方の気持ちを、少しでも軽くできたら嬉しいです。
早朝の準備時間|静かな朝が、1日の土台になる
まず動き出すのはママ。朝4時、外はまだ真っ暗です。この時間に朝食の下準備と自分の身支度を済ませ、双子の水筒や着替え、保育園に持っていく物を整えます。もちろん眠さはありますが、静かな家の中で淡々と準備を進めるこの時間が、実は貴重です。なぜなら、ここで段取りを組めると、後のバタバタがぐっと減るから。さらに、このひとり時間があることで、気持ちも落ち着きます。「今日も大丈夫」と自分に言い聞かせながら、1日の土台を作っています。
夫婦の連携タイム|分担が朝を救ってくれる
続いて5時にはパパが起床。ゴミ捨てを済ませた後、ホットクックで夕食の作り置きを仕込みます。共働きだからこそ、朝のうちにできることは分担するのが我が家のルール。どちらか一方に負担が偏らないように意識しています。そして5時40分頃、準備がひと段落したところで、夫婦そろって朝食をとります。短い時間ではありますが、今日の予定を確認したり、ちょっとした会話を交わしたりする大切なひととき。この数分があるだけで、気持ちに余裕が生まれるのです。
双子起床から支度まで|テレビとルーティンの力
6時20分頃、いよいよ双子を起こします。とはいえ、寝起きはぐずぐず。すぐには動けません。それでも、焦らず声をかけながら、少しずつ目を覚ましてもらいます。6時30分には起床し、まずは気付けのお茶を飲むのが日課。その後はテレビの力を借りつつ、おむつ替えと朝食へ。毎朝ほぼ同じメニューにすることで、迷う時間を減らしています。以前よりも自分でできることが増え、少しずつ支度がスムーズになる姿に、成長を感じずにはいられません。
出発から登園まで|慌ただしさの中の成長
6時55分、靴を履いていざ出発。少し前までは抱っこが当たり前だった道を、今では自分の足で歩いてくれます。道路を渡るとき、左右を確認して手を挙げる姿を見るたびに、「ちゃんと育っているんだな」と実感。7時5分には保育所に到着し、掲示物を眺めながら教室へ。先生に挨拶をして、双子の1日が始まります。そして7時10分、両親は車に乗り込み、それぞれの職場へ。朝の30分がうまく回ると、不思議と1日全体も軽やかに進む気がします。
おわりに|今日も十分がんばっているあなたへ
共働きで双子を育てる毎日は、決して楽ではありません。それでも、慌ただしい朝の中には、小さな成長や家族のチームワークが確かにあります。うまくいかない日があっても大丈夫。回らない朝があっても、それは失敗ではありません。今日もここまで読んでいるあなたは、もう十分がんばっています。どうか自分を責めすぎず、できたことに目を向けてください。このブログが、忙しい毎日を乗り切るための小さなエールになれば幸いです。



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