子どもの昼寝って、成長や生活リズムを整えるうえでとても大切。でも実際には、「昼寝が長すぎて夜なかなか寝てくれない…」「起こすと機嫌が悪くて大変!」なんて悩みも多いですよね。
わが家の双子も、車の中での昼寝は1時間ほどなのに、自宅だと2時間半もぐっすり。どれくらいの昼寝がちょうどいいのか、気になって調べてみました!
今回は、年齢別の昼寝時間の目安や、上手な短縮方法、起こし方のコツ、そして昼寝後のスムーズな過ごし方まで、実体験も交えてご紹介します。
年齢別・昼寝時間の目安
| 年齢 | 昼寝回数 | 1回の昼寝時間 | 合計睡眠時間(昼+夜) |
|---|---|---|---|
| 0〜3か月 | 3〜5回 | 30分〜2時間 | 14〜17時間 |
| 4〜6か月 | 3回 | 1〜2時間 | 12〜16時間 |
| 7〜12か月 | 2回 | 1〜2時間 | 12〜15時間 |
| 1〜2歳 | 1回 | 1〜2時間 | 11〜14時間 |
| 3〜4歳 | 必要なら1回 | 30分〜1時間 | 10〜13時間 |
| 5歳以降 | 基本不要 | 疲れた時のみ | 10〜12時間 |
ポイント
- 午後遅めの昼寝は、夜の寝つきに影響することも。なるべく避けたいところです。
- 子どもによって必要な睡眠時間は異なるので、あくまで目安として参考にしましょう。
昼寝時間を短くするコツ
「夜なかなか寝てくれない…」そんなときは、昼寝の時間を見直してみるのも一つの手。以下の工夫で、自然と昼寝時間を調整できますよ。
- 午前中にしっかり体を動かす 公園遊びやお散歩で体を動かすと、昼寝の質が上がり、短時間でもぐっすり眠れます。
- 昼寝の環境は少し明るめに 夜のように真っ暗にせず、カーテンを少し開けて自然光を取り入れると、深い眠りになりすぎず、起きやすくなります。
- 昼寝は13〜14時までにスタート 遅い時間の昼寝は、夜の就寝に影響が出やすいので、早めの時間帯に始めるのが理想的です。
- 軽めのおやつでリラックス バナナやヨーグルトなど、甘さ控えめのおやつで、心も体も落ち着かせてあげましょう。
- 毎日10分ずつ短くしていく 一気に短縮すると不機嫌になりがち。少しずつ時間を減らして、自然なリズムに整えていくのがコツです。
- 昼寝後は外遊びでリズムを整える 太陽の光を浴びて体を動かすことで、体内時計がリセットされ、夜の寝つきが良くなります。
昼寝からの上手な起こし方
せっかく寝てくれたのに、起こすと大泣き…そんな経験、ありませんか?スムーズに起こすには、ちょっとしたコツがあるんです。
- 眠りの浅いタイミングを狙う 入眠から40分後や90分後など、浅い眠りのタイミングで起こすと、比較的ご機嫌で目覚めてくれます。
- 環境をゆっくり変える カーテンを開けて自然光を入れたり、テレビや音楽を少し流したりして、徐々に目覚めの雰囲気を作ってみましょう。
- 楽しい予定を伝える 「おやつ食べようか」「公園行こうね」など、ワクワクすることを声かけすると、気持ちが切り替わりやすくなります。
- スキンシップで安心感を 背中をトントンしたり、手を握ったりして、安心できる雰囲気をつくるのも効果的です。
昼寝後のスムーズな過ごし方
昼寝から起きたあとの流れも、夜の寝つきに影響します。リズムを意識して、午後の時間を過ごしてみましょう。
- 起床直後(0〜10分) やさしく声をかけながら、水分補給を忘れずに。
- おやつタイム(10〜30分) 軽めのおやつを食べながら、絵本を読んだりパズルをしたりして、ゆったりとした時間を。
- 軽い遊び(30〜60分) 室内での体を使った遊びや積み木などで、少しずつ活動モードに。
- 外遊び・お散歩(60分以降) 公園で遊んだり、光を浴びたりして、体内時計を整えましょう。
- 夜に向けた準備 夕方は静かな遊びに切り替えて、早めにお風呂に入るとスムーズです。
おわりに
昼寝は、子どもの心と体の成長に欠かせない大切な時間。でも、夜の睡眠とのバランスをとることも忘れずにいたいですね。
「年齢別の目安」「短縮の工夫」「起こし方」「昼寝後の過ごし方」――この4つを意識するだけで、毎日のリズムがぐっと整いやすくなりますよ。
双子育児の中でも、昼寝は毎日の小さなチャレンジ。でも、ちょっとした工夫で、親子にとって心地よい時間に変わっていくはずです🌿


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